《MUMEI》 その間ユナセは、自分の壊れたゲーム機をましろの机の上に置いた。 それから机の上に置いてあるハサミに視点をずらした。 ユナセは何の迷いもなく、ハサミを手に取りましろの長い髪は強く引っ張った。 髪は全部は掴めきれなかったが、ほとんどの髪を掴むことが出来た。 「痛い!!」 ましろは座りこんだまま、手に持っていたCDを床に落とし両手で頭を抑えた。 ユナセは薄気味悪い笑みをし、ましろの髪を斬り始めた。 前へ |次へ |
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