《MUMEI》 サンシャイン(店の名前ね)に入る僕たち。 「そういえばケガ大丈夫なの?」 「え? あぁ、うん大丈夫。 明日から赤高の練習にも参加する予定だし、海南の練習にも出るよ。」 「よかったぁ。 結構心配してたんだよ?」 「そっか、ありがと。」 「ん〜ん。 あ、あとさ、テレビで部員募集してたけど、入ったの?」 「マネージャーが2人。 あと、今日入部希望者が2人来たよ。」 「お〜!!凄いね!!」 「まだまだだけどね。 もっと部員入れなきゃ。 やっぱ実践形式の練習したいし。 紅白戦とか。」 「え?でもさ、 今ユキヒロくんたちが3年生でしょ?」 「そうだけど…?」 「ユキヒロくんたちの代って20人くらい新入部員入んなかった?」 「う〜ん… その辺は僕もわかんないんだよね。 3月にヤマと練習行った時には8人しかいなくて… でも詳しいことは聞いてないんだ。」 「そうなんだ…」 「うん。」 「凄い上手い子いたのにもったいないね。」 「…ユキヒロのこと?」 「違う違う。 ユキヒロくんじゃなくて… えっと… 何くんだったかなぁ… でも、この前試合見た時にはいなかったよ。」 上手いやつ…? 覚えてないな… 20人もいたし… 「まぁとにかく、頑張って部員集めてよね!!」 「ん?あぁ。 ありがと。 でも何で?」 『集まるといいね』 じゃなくて 『集めてよね』 …何か引っ掛かる言い方だった。 「あたしの夢の為にもさ!!」 「…は?」 前へ |次へ |
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