《MUMEI》

「あの、琉輝椏様」

「何だ」

「どうして琉輝椏様は、僕を愛玩に‥?」

「聞きたいのか」

「ぁ‥ぃぇ、ちょっと気になったので‥///」

「可愛いからだ」

「ぇ」

「お前が可愛いから、それだけだ」

「可愛い‥ですか‥?」

「自分では気付いていないようだな」

「だ、だって‥///」

だって僕は

ただの

チビで

引っ込み思案で

人見知りなメガネっ子ですから‥。

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