《MUMEI》 「スネオさん?いったい何があったの?」 彼女は、心配そうに僕の背中に手を添えて気遣ってくれた…。 「――…しずかちゃん…! …実は……………!!」 僕は、その優しさに思わず全ての苦悩を晒けだしてしまいそうになった。 だが―――… 「……い……いゃ… ……何でも無いんだ…………。」 僕はすぐに、吐露しそうになった悩みをグッと飲み込んだ…。 そんなことをすれば、アイツは僕の両親の命を躊躇いもせずに消し去るだろう…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |