《MUMEI》

朝がきて──

僕は

琉輝椏様と

学園に向かっていました──。

「‥ん?」

誰か来るみたいです‥。

「ルゥ〜!」

≪キョトン≫

ルゥ≠チて誰の事でしょう?

「杏樹、またお前か‥」

「やだなぁ、そんなに嫌う事ないじゃん(苦笑)」

「煩い。それから‥その呼び方止めろ」

「仕方ないじゃん? ちっちゃい頃からこう呼んでるんだからさ(笑)。あれ‥? 」

「///‥!」

視線を向けられて‥

僕は

咄嗟に琉輝椏様の後ろに隠れました‥(汗)

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