《MUMEI》

「コイツを好きにしていいのはオレだけだ」

「相変わらずだね〜、ルゥ(苦笑)」

「ッ‥だからその呼び方‥」

「ぁ、あの‥っ///」

「ん?」

「あの、『写真』って‥」

「あ〜、あたしね、ずっと風景写真専門だったんだけど、最近人も撮ろうかなって思ってて──モデル探してるんだよね〜(笑)」

「モデル‥??」

「うん、でもなかなか見つからなくてさぁ(苦笑)」

「そ、そうなんですか──」

「で、提案なんだけど──」

「はい‥?」

「朔夜君、やってくれない?(笑)」

≪ドキッ≫

「ぇ/// そ、そんな‥僕(汗)」

「朔夜君がモデルなら、いい写真撮れると思うんだよね〜♪」

「ぇぇ‥///!?」

ちょ‥

ちょっと待って下さい‥。

僕‥

モデルなんて出来ません‥///!

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