《MUMEI》

「危険性のある吸血鬼を始末する所なんだ。」


危険性のある
吸血鬼という言葉で
俺は灰色の髪の吸血鬼
を思い出した。


バッと起き上がり、ベッドから降りようとした。


「あぁダメダメ、鳳由君はまだ寝てないと。」


磐堵は俺の肩を押さえ、ゆっくりベッドの上に倒した。


「あの吸血鬼はどうなったんですか。」


「俺が始末したよ。」


「そうですか。」

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