《MUMEI》 1時間経ってからましろは、119へ電話をかけた。 トゥルルと音が鳴って数秒後、ガチャという音がし、男の人の声が聞こえた。 「弟が…弟が…。」 ましろは嘘泣きをしながら言った。 「どうなさいましたか?あなたは、お姉さんですか?落ち着いて、ゆっくり話してください。」 ましろは涙を止め、呼吸を整えた。 私 嘘泣き上手いな 初めてなのに 女優になれるかも 前へ |次へ |
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