《MUMEI》

だが
私は分かっていた。


ユナセが
生き返るはずがない
もう、手遅れだと…


病院


手術中のランプが消え、中から出てきた医師によってユナセが死んだと伝えられた。


本当に死んだ


事故として…
私の仕向けた通りに



さよなら
私の大切弟ユナセ


大好きだったよ


姉を恨んでいますか?


ましろは表では涙を流し、裏では嬉し笑いをしていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫