《MUMEI》

ましろは顔を真っ赤にし体を縮めた。


「キャー!何処見てるのよ!エッチ!!」


ましろは、セツの右頬を強く平手打ちした。


「痛ぇー!!」


セツの右頬は、赤くなっている。


それ以上に、ましろの顔が赤くなっていた。


「あっち向いてて、てかそれよりこの部屋出て行って!!!」


ましろは、体を隠しながら部屋のドアを指で指しながら言った。

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