《MUMEI》
予約ケーキ
「ユーリ?」

「ぇ‥」

「だいじょぶ? 何か思い詰めたみたいな顔‥」

「ぁぁ‥、ぃゃ‥」

「そだ、ちょっと来て?」

「ぇ‥」

アタシは

喫茶店みたいなトコに

連れてかれた──。

ルイに言われるまま

テーブルに着いてたら‥

「お待たせしました(微笑)」

「ゎ‥」

クリスマスケーキ‥///

「予約しておいたの。ユーリに喜んでもらえるかな〜って思って///」

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