《MUMEI》

車はちょっと急な坂を登り始めた。


「ましろさん、学校が見えてきましたよ。」


緑色の葉をつけたちょっと大きい木があるため、ちょっと見えにくかったが


ましろはだんだん見えてくる学校を、興味津々で見続けた。


転校したことがない
ましろにとっては
今日はちょっと
楽しみだった。


左前方に見えてくる建物は、ましろの通っている学校よりも本当に小さい学校だった。


まぁ全校生徒が
15人じゃ
このくらいでちょうど
いいのかな

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫