《MUMEI》 帰り道、おに〜ちゃん家の前に通りかかったいっくん。 「くっそ!今日も、おに〜ちゃん来たって 口聞いてやんないんだ!」 おに〜ちゃんの車が路上駐車してる。 「あーあ、道端に車停めて、駐禁貼られっぞ!」 「あれ!?」 凍り付く、いっくん! おに〜ちゃんの車は…運転席側の窓ガラスが粉々に割れて、ドアが大きく、へこんでいた。 「あ…おに〜ちゃん!!」 慌てて、おに〜ちゃん家に入るいっくん。 誰かの話声〜 「まったく、何処のバカよ。停まってる車の横っぱらに突っ込むバカは!」 「大学の前でね、おっかないオバハンだった、自分でぶつけといて怒ってんの?」 おに〜ちゃんの一番上の要(かなめ)ね〜ちゃんが、いっくんに気付いた。 「あら!いっくん。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |