《MUMEI》

放課後になりました。

生徒玄関を出ると──

正門前で

瑠輝椏様は

僕を待っていてくれていました。

「来たな」

「ハイ‥///」

僕は

瑠輝椏様と並んで歩き出します。

「あの‥瑠輝椏様」

「ん」

「えと‥///」

「どうした、何かあるのか」

「ぃ、ぃぇ‥何でも‥ないです‥///」

何ででしょう‥

ドキドキが止まりません‥///

「朔夜」

≪びくうっ≫

「ハイ///!?」

「帰るぞ」

「はい、瑠輝椏様‥///」

このドキドキは‥

このドキドキは

一体何なのでしょう‥///?

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