《MUMEI》 クロが授業を受けている頃、 赤城北高校でも同じように授業が行われていた。 (…) 「ユキ。」 「ん?」 「どうしたの?すっごい怖い顔してたよ?」 「嘘?マジで? 大丈夫大丈夫。 何でもないから。」 「ふ〜ん。 あんま眉間にしわ寄せてると怖いから気を付けな〜。」 「あぁ、悪い。」 (大丈夫… 何も心配ない。 新入部員も入って、 皆の能力も上がってきてる… 大丈夫。 何も心配ない。) ユキヒロは自分に言い聞かせていた。 しかし、 一晩経っても頭の中から離れない… 大丈夫。 そう自分に言い聞かせながらも、 不安は隠せなかった。 前へ |次へ |
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