《MUMEI》

次は

どこへ行くのでしょう?

僕は

琉輝椏様の隣りを歩きながら

そんな事を思いました。

「?」

琉輝椏様が

立ち止まりました。

ここは──

ファンシーショップのようですが‥

琉輝椏様は

ガラスの向こうを見つめたまま

動きません。

「あの、琉輝椏様‥?」

やはり

返事はありません‥。

琉輝椏様‥

どうしてしまったのでしょうか‥。

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