《MUMEI》

「俺が協会長に助けられてから12年経ちます。そりゃ俺だって成長ぐらいはしますよ。」


「うんそうだね。愁浪君は吸血鬼を始末する他、開発部で薬の開発までして貰ってすごく助かっているよ。」


「いえ、これが協会長への恩返しになるならそれで。」


「恩返しなんて、愁浪君本当にありがとう。瑠姫麗の面倒を見てくれたし。」


「いえ瑠姫麗様は俺の妹になったみたいで、すごく楽しいです。

あっ、今思ったんですが、なんか今やっている会話ってまるで俺がここから去るみたいですね。」

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