《MUMEI》

「あっれ…ここは…。」


女性は起き上がり、部屋を見回した。


「なんで私、自分の家に戻ってきているのかしら。それになんでここに人間さんが?」


女性の口調はとても優しく、おっとりしたような可愛い人だった。


由々壬も成長したら
こんな人に
なっていたのだろうか


「あなたが地面に倒れていたので、ちょうど小屋を見つけて連れて来たんです。」


「あっそうだったんですか、ありがとうございます。」

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