《MUMEI》 嬉呂巴は申し訳なさそうな顔をし、俺の手首を掴み舌で血を舐めた。 垂れてきている血も舐め、ドクドクと溢れ出ている傷口に唇を当て舌で舐めた。 俺はくすぐったいような気がしたが、嫌な感じはしなかった。 嬉呂巴が充分に血を舐めた後、傷口は治っていた。 「すみません鳳由さん…。」 「良いんだよ嬉呂巴。」 「鳳由さん、私鳳由さんのために何でもします。いつでも指示を出して下さいね。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |