《MUMEI》 解禁目標の為、必死だった。 俺は、まめに昭一郎に会いにバイト先へ顔を出し、社長とも最近は関係が有り、下の奴らが気にならないくらいには出世した。 コンビニの深夜バイトで俺が一人積極的に話し掛けては渋い顔で睨み付ける。 お釣りを渡す時、指を握りしめたら払われた。 好きだなんて簡単な言葉を吐けばまた彼に馬鹿にされる。 「しょーちゃん、どうして私以外の子と居たの?!」 バイト先に押し入るような馬鹿女がやって来た。 俺を押し退けヒステリックに喚き散らした。 その、必要以上の香水も気に入らない。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |