《MUMEI》
八方美人。
八方美人は悪いこと?


八方美人はズルいこと?


私は、そうは思わない!


嫌いな人にそっぽむく。


悲しい時に元気がない。


そんなの
子供のすることだ。


大人なら、


嫌いな人にも笑顔だろ?


悲しい時にも元気だろ?


私は、そうやって
生きてきたんだ!!


それが正しいと思うんだ。


なのに…


世間では
それを八方美人という。


“アイツは何を考えているのかわからない”と軽蔑される。


作り続けた笑顔が引きつって、何が正しいのか分からなくなる…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫