《MUMEI》

「愁浪っ!?」


磐堵は馬から降り、走って小屋に近づき足でドアを開けた。


中にいた愁浪と嬉呂巴はドアを見た。


「き、協会長…。」


「愁浪無事だったみたいだな。安心したぞ。」


「協会長、なんでここに来たんですか?」


「それは1週間も連絡が入らなければ誰だって心配はする。さぁ協会に帰ろう。」


「すみません協会長、俺はもう協会には帰りません。嬉呂巴と共に生きます。」


磐堵は白髪の嬉呂巴を見た。

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