《MUMEI》

6月。

じめじめ降り続いていた雨が止んだ。
止んでしまった。


学校にわざと傘を持っていかず、家に帰れない口実をつくったのに。

きっと湿度は高いから肌は汗でべとついてるけど、空は雲ひとつなく太陽が覗いている。おまけに虹なんか出てるし。
蝉が鳴き出した。





皮肉、

なんて言葉が浮かんだ。

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