《MUMEI》

「言っておくが俺も強いぞ、それに約束したからな。」


磐堵と嬉呂巴の間は、10メートル開いている。


「約束ですか、でもそれは守れませんね。」


嬉呂巴の爪は長く伸び、俊足で磐堵に近づいた。


磐堵は嬉呂巴に向けて、弾を放ったが嬉呂巴は楽々交わしていった。


「ちっ!」


嬉呂巴は磐堵に右爪で斬りかかった。


磐堵は両手でライフルを持ち、右爪を受け止めた。

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