《MUMEI》

放課後、
自分以外だれもいない蒸し暑い教室で顔は外を向けながらも、机に方頬を預けてぼんやりする。
これが至福のときだなんて思ってしまう自分はきっと寂しい人生をおくるだろう。

しかし雨はもう止んだから、渋々赤くなっている方頬を手で擦りながら起き上がる。


ほとんど空のショルダーバッグを背負い教室をあとにした。

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