《MUMEI》

動きが早いから
狙いが難しい


刃物の方がいいか?
いや
この場合同じように
交わすだろう…


ならどうしたら…


「何を考えているんですか!?」


嬉呂巴は両手で×形をし、磐堵を斬った。


「油断していますと、あっと言う間に死んでしまいますよ。」


「俺は簡単には死なないで。」


この時は俺は嬉呂巴を見て思った。


あんなに
優しい顔をして
こんなに強いんだな…

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