《MUMEI》

「ねぇお父さん、全部愁浪お兄ちゃんが悪いの?それとも愁浪お兄ちゃんが始末しにいった吸血鬼が悪いの?」


「2人ともだな…。」


「2人とも…、愁浪お兄ちゃん…私たちを裏切ったの?」


「あぁ、なぁ瑠姫麗、もっと楽しい話をしよう。」


「うん…。」


瑠姫麗は両手で涙を拭いた。


みんなは2人を2人っきりにしてあげようと病室から出て行った。


それから人間になった吸血鬼を倒すための薬を取りに行った。

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