《MUMEI》

愁浪と瑠姫麗は、今までの事を楽しそうに喋った。


そして
12分39秒後


「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ、瑠姫麗逃げろ…。」


「お父さん…。」


瑠姫麗は後ずさりした。


磐堵の口からは牙が生え、爪が伸び目は獣ように鋭い目つきに変わった。


磐堵はベッドの上で立ち上がり、床に降りた。


「お父さん…、どうしたの?」


瑠姫麗が磐堵に近づいた時だった。

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