《MUMEI》

「お母さん?どうしたの、具合悪いの?」


嬉呂巴は綺嘉を抱っこした。


「心配してくれてありがとう、私は大丈夫よ今からお弁当を作るからそれまでお父さんと遊んでいてね。」


「はーい!」


嬉呂巴は優しく綺嘉を、床に下ろした。


綺嘉は走って俺に近づいた。


「お父さん、一緒遊ぼう!」


「あぁ何して遊ぶ?」

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