《MUMEI》 「あんま遠くに行くなよ!」 「はーい!」 綺嘉は馬に乗り、森の中へと消えて行った。 俺は綺嘉が見えなくなると、家の中に入った。 すると台所に立っていた嬉呂巴が倒れ、ガッシャンと皿が何枚か割れた。 「嬉呂巴!!」 俺は嬉呂巴に近づき、抱き寄せた。 「どうしたんだよ嬉呂巴!」 嬉呂巴は斬れた左腕を、自分の顔の前に上げた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |