《MUMEI》

「待って下さい、どこに行くんですか?」


嬉呂巴も走って俺を追ってきた。


俺は自分の身を守るため、嬉呂巴に向かって撃った。


しかし嬉呂巴は楽々交わし、俺の後を追ってきた。


嬉呂巴はどんどんスピードを上げ、俺の横についた。


嬉呂巴は左手を上げ俺を斬りかかった。


俺は少し避けたが、長く伸びた爪が右腕をかすれた。


血がほんの少し飛び散った。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫