《MUMEI》
偽りの善意
「3時から青果・生鮮食品コーナーの特売が始まる!

一つでも多くの林檎をゲットするチャンスだ!」


出来杉くんは僕を従えて、息咳きってイトー○ーカ堂へと走っていた。



「出来杉くん。キミが居てくれて本当に助かったよ!感謝してる!本当にありがとう!」


僕は感謝しても、しきれない思いを走りながら彼に伝えたんだ。



思えば彼の手は温かかった――…


そういえば、心が温かい人は手が冷たい…

…逆もしかり…って…

…誰かが言ってたよな…。



――…とんだ迷信だね…(笑)


…彼はこんなにも心優しい人間じゃないか…!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫