《MUMEI》

「‥‥?」

目が覚めたら

もう朝でした。

ゆっくり体を起こしてみると‥

「あれ‥」

クラクラしなくなっています。

それに‥

熱も引いたようです。

「良かったぁ‥。?」

横を見て‥

僕はハッとしました。

琉輝椏様が

ベッドに凭れて眠っています。

夜の間中‥

付き添ってくれていたようです。

「琉輝椏様──」

ありがとうございます‥///

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