《MUMEI》

「そんな私…愁浪さんを殺そうなんてしていません。」


「いやあれは俺を噛もうとしてた。許さねぇ俺はやっぱり吸血鬼を憎んでいるんだ。」


「許して下さい愁浪さんお願いします。この銃弾、傷は治んないし血が出過ぎて喉が渇いているんです。すみません血を分けて下さい。」


「やらねぇよ、というか俺の血を返せよ。」


「愁浪さん…。」


「じゃあな吸血鬼。」


俺は嬉呂巴の心臓に3発打ち込んだ。


「ぎゃあ゛あ゛あ゛ぁぁぁ!」

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