《MUMEI》

「ん?」


綺嘉は立ち上がり、目を瞑った。


お母さん?
すごい血の匂い
すごい量…

それにお父さんの
血の匂いもする…


こっちだ!


綺嘉は匂いを頼りに、馬に乗って走り出した。





俺はただ死んだ
嬉呂巴を見つめていた。


白髪の髪は赤く染まりだしていた。

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