《MUMEI》

父への怒り
父への憎しみ
父を殺す


そんな感情が混ざり、綺嘉は泣き叫んだ。

許さない
許さない
許さない愁浪!


そんな時、空から冷たい雨が降ってきた。


「あっ…雨。これで血が流れて綺麗になるねお母さん…。」



冷たい雨に濡れ、体力がなくなった綺嘉は母と重なるように気絶した。


そこを勳羅が見つけ、綺嘉を黒薔薇の騎士団に連れて帰った。

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