《MUMEI》
16団 血の暴走
「ふふっふははははは!」


愁浪は大きく笑った。


「蓮邊さん、ここって…。」


「俺の母さんが死んだ場所、それと同時に愁浪が母さんを殺した場所。てめぇ何で母さんを殺した!」


「綺嘉、ちゃんと話を聞いていなかったのか?あいつが化け物だと気づいたからだ。」


「化け物なんて、母さんに向かってなんてこと言うんだ。」


「なんてこともないだろ。」


愁浪は軽く笑った。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫