《MUMEI》

4時55分


待ち合わせ時間
5分前に
ましろは門を通った。


今いる場所から校庭を見ると、真ん中にクラスメート全員が集まっていた。


ここから見える限り、みんな何かを隠し持っている。


ましろは、自分へのプレゼントだと思った。


ましろは待ち遠しく走ってみんなに近づいた。


「みんな早いね!」


「ましろちゃん、ちゃんと約束守ってくれたね!」


音歌は笑顔でましろに言った。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫