《MUMEI》

「はい!せっかく私のために開いてくれるパーティーに遅刻するはずがありませんよ。

で、どこでパーティーをやるんですか?」


「ここだよ。」


「ここって学校でやるんですか?」


「ううん違うよ、村全体でやるんだよ。」


「村全体で…?凄いですね。あの村人さんたちは?見当たらないようなんですけど。」


ましろは全体を見渡しながら、音歌に聞いた。


「ちゃんといるよ。」


「えっ、そうなんですか…?」


ましろはもう一度、見渡しが村人の姿は見えなかった。

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