《MUMEI》

脇腹の痛みで
立ち上がることも
動くことも
できないましろ…


まるで生きているわら人形のようにグサッ、グサッと刺されていった。











みんな、ましろを黒ひげ危機一発のように、楽しんで刺している。


黒髭が樽から飛び出したら、ゲームは終わり…


しかしこれは、ましろが死んだらゲームは終わり…


ゲームは刻々と終わりに近づいていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫