《MUMEI》

ましろは、立ち上がりゆっくり何回も転びながら家に向かって歩き出した。


転ぶ度に誰かが笑っているような気がし、耳を塞いだ。


歩く度に誰かが後を付け、今すぐ私を殺そうとしていると思うと怖くて何回も後ろを振り返った。




家に着くと玄関のドアを開ける際、手が震えなかなか開けることが出来なかった。


ましろは、家に入るなりベッドにそのままの格好で入った。


どうして、この村に来た人が1日目で死んだか分かった…。

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