《MUMEI》

「…でモ……しずか…チャん…ハ…

…ヒュゥ……そんナ…僕ノ……ヒュゥ…

…苦しミ…ヲ…和らゲテ……ヒュゥ…

…クレたんダ……ヒュゥ…。」



☆゚・:*:.。○。.:*:・゚☆゚・:*:.。○。



僕はすぐにパパに電話を入れたんだ…。


ママが石にされたことを伝えるために――…




――――…でも…………



*「あ…スネオ坊っちゃんでいらっしゃいますか?

…お父様は、自宅に帰っていませんか?

…社長が突然姿を消されて、我々も困っているんですよ…。」


パパの会社の秘書さんが、困った口調で応対しているだけだった…。



僕は絶句した――…。



―――…まさか!…パパまで!?


そんな不安が、脳裏をよぎったんだ…。

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