《MUMEI》

「私はここですよ。」


すると綺嘉の目の前に現れた。


長い
綺嘉と同じ色の髪


あの優しい顔
この声


「母さん…どうして…。」


嬉呂巴は綺嘉を優しく抱きしめた。


「大きくなったね綺嘉、こんな大きくなったら抱っこ出来ないわね。」


12年ぶりに感じる
母の温もり…
暖かい…

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