《MUMEI》

「本当ですか嬉しいです。」


綺嘉は塁羅から離れ、脇腹に刺さっている刀を見た。


「今消すな。」


「はい、お願いします。」


綺嘉は武器を消した。


消したと同時に塁羅は地面に倒れた。


「塁羅!」


「大丈夫です、それより飛角さんを…。」


「あぁ分かった。」


綺嘉は刀を出し、立ち上がった。

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