《MUMEI》

「この子は深黒。可愛いだろう?
君は何ていうのかな。」

黒い男はまるで私を見ずに深黒という猫に夢中である。



……だからなのか。



薦められていないのに自然と彼と向かい合う一人掛けのチェアに坐り話してしまった。




「私は秋子と申します。
私には愛し合う恋人が居たのです、けれど私は事故に…………」

そう、私は車に撥ねられて死んだ筈だった。

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