《MUMEI》
いつまでもラブラブ
「さあて、蝶子。…約束、守ってね」

「…わかってる。…静かに…してね」

「それは、俺じゃなくて、蝶子でしょ?」

「だ、だって…」

「ん?」

「俊彦のせい…だもん」

「俺じゃないもん。蝶子が可愛いせいだもん」

「ち、違っ…」

「はいは〜い、夜は短いんだから、さっさといくよ」
「ちょっ…」


俊彦は、まず私を風呂場に連行した。


俊彦は服を脱ぐのも、脱がせるのも早く、私はいつも戸惑ってしまう。


「シャワーの音で聞こえないだろうから、ここでは激しくしても…いいよね」

「え?…てっ…ちょ…」


許可を得る前に、俊彦が唇重ねてきた。


俊彦がシャワーを全開にしたせいか、確かにいつもほど、音が気にならない、気がした。


…というより、そんな事が気にならないくらい、激しく求められ、応えるのに必死だった。


「…まだ、欲しいな」

「…?」

「子供」

「…アッ!」


俊彦は、一番深い所で、動きを止めると、私の中に熱い液体を多量に出したのがわかり、私はその感覚に、ビクビクと震えた。


「まだまだ…だよね?」


俊彦は私と繋がったまま、耳元で甘く囁いた。

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