《MUMEI》
心配事
「…アッ…も…ダメ…」

「大、丈夫っ…俺も、だから…」


(言った後が…)


ギシギシッ!


一番俊彦の腰の動きが激しい


「…ッ!」


寝室に移動した後だから、私は声を堪えた。


「…ッ 締ま…る…ッ!クッ!」


力を入れたので、私は中に入っている俊彦自身を締め付けたらしい。


…それは、俊彦にとっては苦痛ではなく、快感であるらしく


五回目の絶頂にもかかわらず、一番多量の液体が私の中に入ってきた。


「…ふぅ」


俊彦が離れると、私の中に入りきれなかった俊彦の精液が溢れるのがわかった。

「今日は、ここまで…ね」

俊彦がそっと、私と唇を重ねた。


(…もう、十分)


俊彦もそうだが、私の体も汗だくで、息が上がっていた。


おまけに、私は体中俊彦の唾液や、キスマークが大量についていた。


「台本さ〜」

「……え?」


俊彦が何の事を言っているのか私にはよくわからなかった。


「俺達をネタにするって事は、蝶子の事も載るんだよね?」

「さぁ…」

「いや、絶対載る! やだなあ、それで、蝶子ファンが増えたら」

「…?」

「増えるよ絶対!だって蝶子は美脚で優しくて可愛いから!」

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