《MUMEI》
卒業式
司会が何か前置きを喋って──

校長が‥

祝辞とかいう堅っ苦しい言葉を長々と喋る。

正直言って‥

眠い。

「───────」

「ユーリっ、起立起立(汗)」

「‥!?」

ヤバい

マジで寝かかってた‥。

式は順調に進んで──

卒業証書を受け取るトコまで進んだ。

順繰りに名前呼ばれて──

証書を受け取って‥

席に戻って来る。

それが終わると──

最後に

アタシ達卒業生が歌を歌った。

時々すすり泣くみてーな声が混じってるのが聞こえて──

あ〜‥

コレが卒業式なんだな〜って思ったりした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫