《MUMEI》
春日 弘也(ひろや)
也祐には戸籍上の息子が三人いる。


当時、そのうち、二人は有名私立校の初等部に、一人は中等部にいた。


三人の学校は全寮制で、滅多に屋敷に戻ってくる事は無かったが、たまたまこの日


明日、出張から帰ってくる也祐を出迎える為に


長男で、次期社長になるべく帝王学を学んでいた弘也が屋敷にいたのだ。


そして、離れを抜け出し、のんびり庭で星空を眺めていた俺は、弘也に見つかってしまった。


弘也に見つかった俺は、慌てて離れに戻ろうとしたが、弘也が進行方向を塞いだ。


俺は、何故か笑っている弘也が怖くなり、その場を逃げ出した。


弘也達三人が通っていたのは、男子校で


既に十五の弘也は男性経験があった。


…弘也の立場は『攻め』だった。


『やめ、やめろ!…離せ!』

『ウルセー!お前、旦那様のペットなんだろ?

毎日ヤリまくってるくせに、ご主人様の息子に逆らうんじゃねーよ!』

『違ッ…』

『口ごたえすんな!』


馬乗りになった弘也に殴られ、俺は気を失った。


その間、弘也は俺の体を好きなように抱いたようだ。

再び目を覚ました時、俺は全裸で後ろからは、血と、弘也の精液が流れていた。

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