《MUMEI》

「そうですか良かった。」


塁羅はそのまま前に倒れかかったが、瑠姫麗が素早く反応し受け止めた。


「す、すみません…傷の治りが遅くて。」


「あっいや…。」


「塁羅…。塁羅、俺が始末されることになっても俺は死なないぜ。前に約束しただろ。」


「蓮邊さん…ありがとう…ござ…い…ます…。」


塁羅は瑠姫麗の胸の中で気絶した。


すると塁羅が一瞬宙に浮きお姫様抱っこの体勢になった。

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